副業は女性の方が意識している?

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副業について
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副業を許す企業はまだ少ない

副業のイメージと言えば「職場には内緒でひそかにする仕事」ではないでしょうか。そのため、どこか後ろめたいという意識を持ってしまうのです。確かに副業に寛容な企業が少ないのも事実です。2015年に4,513社を対象に実施された「兼業・副業に係る取組み実態調査」。この報告書によると、全体の3.8%にあたる企業が「副業制度を容認している」との回答をしています。

副業している人ってどのくらいいるの?

以前に比べると、副業について検討をし始めている企業が増えつつあるようですが、まだまだ企業ごとの考え方に違いがある状況です。反対に働く側からの副業に対する意識についての調査ではどうでしょう。「企業や政府による副業促進」について賛成と回答したのは全体の73%。特に注目すべきところはその対象年齢です。高い関心が示されたのは30~39歳の81%です。この回答から、副業をやりたりという要望は非常に多くあることが分かります。それでは、「実際に副業をしたことがある」または「今副業をしている人」はどのくらいいるのでしょうか。
2015年~2016年にかけてユーザー4,223名を対象に「エン・ジャパン株式会社」が行った調査では、「ダブルワークの経験者」は、全体の57%。5年前の2010年に比べると20%近くの伸びとなり、この調査では過去最高の多さとなっています。また、この中で17%が「現在ダブルワーク中」と回答しているのです。約5人に1人が副業をしている計算になります。そして女性だけに限定した場合、更に割合が上がります。2011年回答された別の調査によれば、「副業をしている」と回答した正社員のうち、男性の割合は17.4%、女性の割合は27.9%。女性は約4人に1人が副業をしていたことになります。女性の方が副業をしている原因には、本業での収入が関係しているようです。

副業に求めるもの

副業をしている理由として、本業で得る給料額に不足を感じている女性が多くいることが分かります。エン・ジャパン株式会社の調査によると、副収入を「生活費」に使っていると回答した男性は22.6%なのに対し、女性は32.4%となっています。実際に2014~2015年DODAによる男女の年収についての調査結果で比べてみると、30代男性の年収の平均は4,880,000円、女性は平均3,840,000円と1,000,000円もの収入格差があるのです。
そしてMMDの副収入額の調査では、副業の月収で最も多かったのは、「20,001円から50,000円以内」で18.5%、次が「1,001円から5,000円以内」で13.8%と続きました。平均的に見て、多くても月収50,000円くらいは得られる副業をしている状況が分かります。
次に仕事をした期間です。副業に関するある調査では「10日以内の単発」が60%、時間帯は「土日の昼間」が44%。平日は会社での仕事に専念して、土日の空いた時間に副業をする人が多いようです。本業を続けつつ、休みの時間を使って副収入を得て、安定した生活を維持する傾向が見て取れます。

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